エグゼクティブのための転職最強マニュアル

後悔しない会社選び

転職した先で「失敗した」とならないための会社の選び方を紹介しています。

希望の会社はこう選ぶ

エグゼクティブの転職における会社選びで、もっとも重要となるのが「自分の能力に見合った報酬」であるかどうか。

どんなにいい仕事をしても、どんなに部下を生かす采配を振るっても、それに見合う報酬が得られなければ、モチベーションの維持も難しくなります。

「条件を求めて転職するのは欧米的」「日本人だから義理立てしてしまう」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、かつては武士もよりよい条件を求めて仕官したり、自分の利益を守るために主人と争ったりしたもの。

「報酬目当てで転職は後ろめたい」と感じるかもしれませんが、決して悪いことではありません。人間、正当に自分を評価してくれる場所でこそ、より能力を発揮できるものなのです。

ただし、好条件の会社あればどこでもよい、というわけではないのもまた事実。そこで、まずは自分に適した会社選びのために、やっておきたい2つのポイントをご紹介しましょう。

  • 自己分析
  • 企業(職種・業界)研究

これらの分析・研究とあわせ、事前に転職先の情報招集をすることで、よりスムースに転職活動をすすめられます。

○自己分析

自己分析で考えることは、大まかに分けて次の3点。

1.自分のモチベーションが上がる要素とは何かを考える

報酬が好条件である、やりがいのあるポジションを任せてもらえるなど、自分が仕事をするうえで必要なモチベーションを高める要素は何かを分析します。

モチベーションが仕事のパフォーマンスに多大な影響を与えることは、エグゼクティブのみなさんにはいうまでもないでしょう。

どのような待遇や役職ならば自分はよりモチベーションが高まるのか、いま一度考えを巡らせてみてください。

2.勤務条件を把握する

待遇や役職はもちろんのこと、勤務地や通勤手段といった、具体的な条件についても考えをまとめておくこと。例えば、望んでいた仕事・役職の転職先ではあるものの、転勤をともなう場合も予想されます。

単身赴任で家族と離ればなれ、生活文化・環境になじめない、などでモチベーションが下がり、能力が十分に発揮できないのであれば、転職先としては再考の余地があるでしょう。

3.自分にとってのストレス要因は何か

一般社員にしろ、エグゼクティブにしろ、共通しているのはストレスによって仕事のパフォーマンスが落ちるというところ。

趣味で仕事をしているのでない以上、あるていどのストレスは仕方のないものです。また、ストレスがあるからこそ自分を奮い立たせることもできるという側面もあるでしょう。

ですが、過度のストレスは百害あって一利なし。命を削りながら会社に足を運ぶことにもなりかねません。

転職のきっかけともなることなのですが、自分にとってのストレスはなんなのか。たとえば人間関係なのか、それとも仕事の量が多すぎるのか。理想の会社で辣腕を振るう自分をイメージするのはもちろん大切ですが、自分のストレス要因を検証し、それの影響が少ない会社への手飲食であることが望ましいといえます。

○企業(職種・業界)研究

多くの場合、転職活動ではいくつもの会社に応募することになります。

転職したいと思う1社に一発で採用が決まれば問題ありませんが、なかなかそううまくはいきません。

そこで気になる転職先があれば、その会社について、強みや弱み、他社との違い、IR情報、将来性、主要な取引先など、できるかぎりの情報を把握しておくことが重要。

一般社員の転職・求人情報では気にしないような、社風や規模、財務状況、経営方針などを把握しておけば、転職面談時の受け答えにも役立ちますし、転職後に「こんなはずじゃなかった」ということも避けられます。

とくに、エグゼクティブの転職は即戦力として迎え入れられるわけですから、自分が就くであろう役職まわりの情報はしっかり頭に入れておくこと。

「でも社風まではよくわからないし、詳しく知る必要はないのでは」と、お考えの方もいらっしゃるかもしれません。

これも実際に転職先で管理職・エグゼクティブとして采配を振るうとき、社風や社員の傾向を事前に把握しておくことで即座に人材をうまく活用することができる重要なファクターなのです。

たとえば、体育会系の社風の会社なら、トップダウンの厳しめの上下関係で接すれば社員は機敏に動いてくれるでしょうし、クリエイティブ系の社員の多い会社なら、1人のひとりの意見に耳を傾けながらボトムアップの関係で接することで円滑に仕事がしやすくなります。

こうした社風などはなかなか触れることはできませんが、ときに口コミなどをチェックしてみたり、ときにあいさつ回りで足を運んでみたりして、できるだけ情報を収集してみてください。

会社四季報や決算書、IRやHPで入手するだけでなく、これまで築いた人脈をフルに活用して、可能な限り転職希望先企業の情報を仕入れておきましょう。

何よりも、自分が実際にその会社でエグゼクティブで働くことを想定しながら、そのために必要な情報を知り、研究しておくことが大切なのです。

自分の分析と企業の分析を行い、自分の理想を実現できる会社選びをしてください

エグゼクティブ転職・ハイクラス転職のためサービス潜入日記