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資格

管理職の転職で不安に思う資格の有無。これまでの業務で資格を取得してこなかった方もいらっしゃるでしょう。若年者とは異なるハイクラスの転職に求められる人材と、持っていたら有利な資格についてご紹介します。

管理職に資格は必要なのか

管理職の資格事情

管理職へ転職を考えている方の頭を悩ませる資格の有無。「現職で資格を必要とされなかったため、取得していない」という方もたくさんいます。資格が必要かどうかは業界によって様々ですが、実は同業への転職の場合、資格についてあまり求められないことが多いのです。1つでも多くの資格を持っていたほうが良いことはたしかですが、年齢を重ねるにつれて実務での経験が評価され、相対的に資格の効果は薄れていきます。そして難易度の高い資格ほど、実業務の経験が重視される傾向にあるのです。

資格よりもスキル重視

例えば医師免許。極端な例ですが、過去に取得していてもこれまで診療経験を持っていなければ、ほとんど意味を無くしてしまうでしょう。資格を持っているか否かよりも、実務ができるかどうかが重要なのです。実際に管理職の転職で求められるのはこれまで培われてきたマネジメントスキル。若年者であれば転職に有利な資格はたくさんありますが、企業側がハイクラスの人材に求めているのは資格ではなく「マネジメント力」です。20~30代と比べ、40代以上の転職者に会社が求める要素は全く異なってきます。20代~30代の人材は転職後にスキルを育てることができますが、40代以上の人材育成には時間が掛かり、企業側も教えるノウハウを持っていないことが多いため、資格よりも実際の能力が優先されるのです。分かりやすく例えるなら英語力。TOEICの受験経験がなく検定級などを持っていなくても、実務で問題ない英語技能を備えていれば充分と判断されます。

業務内容によっては資格が評価されやすい

業界によっては転職に資格が必要な場合もあります。建築士や工事士、整備士の免許は管理職であっても求められるもの。医療関係の免許・資格も多く持っているほど有利です。もし新たな資格取得を考えているのならば、これまでの経験を活かして有効に使える資格かどうか、よく考えて選びましょう。

持っていると強い資格

転職の際、資格を取得することによって転職が有利に進められる場合もあります。医療系ではケアマネージャーや社会福祉士、医療系の管理士資格です。建築系では管理・主任技術者の資格やインテリアコーディネーター、診断士など、資格を得ることによって仕事の幅をまだまだ広げていける可能性があります。業務に危険が伴う場合には危険物取扱者の資格も実用的です。

専門的な業務の資格だけでなく、幅広い業界で有利になってくる資格もありますのでご紹介します。

キャリアコンサルタント

国家資格となったキャリコンサルタントはすべての業界から必要とされ、企業も組織内での活躍に期待しています。複雑化する組織の中で、適した人材の配置や職場環境づくりを実施。組織の効率化や活性化を図ります。国家事業としてキャリアコンサルタントを増やしている現在、幅広い活躍が期待されている資格です。

ITパスポート

ITに関する知識も幅広い業界で必要とされています。とくにITパスポートはITの知識だけでなく、マーケティングや財務・法務など経営に関する幅広い知識があることを証明できるので、人気のある資格です。

中小企業診断士

必ず必要な資格ではありませんが、求める企業が増えている資格です。マネジメントスキルだけでなく、財務や法務、経営・経済学などの幅広い知識を習得していることを企業側にアピールできます。

資格はあくまで仕事の技術力・熟練度を判断しやすくするための指標です。資格が無くてもこれまでの実績・経験が充分に証明できるのであれば必要ありません。ただし、管理職として自らの能力をさらに伸ばしていくことも自己啓発として重要です。新たな資格を取得することによって得られることもたくさんあります。幅広い業界に対応できる資格を取得して企業にアピールできれば、転職も有利に進められるでしょう。

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